githubに2つのアカウントがあって、どちらかに統合して片方だけ使いたい時の手順のメモです。
しばらくの間、社内サーバにてプロジェクトのバージョン管理をしていたため、GITHUBを使わなかったわけですが、とあるキッカケでGITHUBを新しいアカウントで半年ほど使っていました。しかし、2010年より前に作成したアカウントが発覚し、公開レポジトリもいくつかあった事がわかりました。
アカウントの使い分けがややこしくなる前に統合するのがスマートです。現にGITHUBも会社と個人といった複数アカウントはお勧めしていません。
GITHUBにボタン一つでアカウントをどっちかに統合する機能はなく、できることは運用している各々のレポジトリの所有権を別のアカウントにゆずり渡すだけなのです。
となると今までのアカウントの設定はローカルマシンからとにかく消して、新しいアカウントの設定でGITを設定しなければなりません。
キーチェーンアクセスを開く
まず、デフォルトキーチェーンのログインからGITHUB.COMのインターネットパスワード項目を削除します。これをしないとGIT PUSHは403エラーで怒られます。
GIT CONFIGする
git configでユーザ名とパスワードを設定します。パスワードには事前にGITHUBのアカウント設定からパーソナルアクセストークンを発行して作ったハッシュを入れます。キーチェーンに前のハッシュが残っているとパスワードが設定できません。
設定方法は他のサイトを参考にしました。
https://codelikes.com/git-config/
設定状況は下のコマンドで確認できます。
git config -l
git config -l --global
レポジトリを転送する
これは他サイトが詳しいので割愛します。
手順としては渡す側でログインして、GITHUBのレポジトリのSETTING(アカウントのSETTINGではない)から一番下までスクロールして赤い枠のTRANSFERというとこです。これが譲り渡す設定です。
押したら渡される側でログインしてください。と同時に渡される側のアカウントのメールを確認します。するとGITHUB.COMから始まる長いURLが届いているのでそれを開くだけです。
それで完了です。